WFNS分類監修確認中

WFNS grading scale(世界脳神経外科連合のくも膜下出血重症度分類)

くも膜下出血の重症度を、意識レベル(GCS)と運動麻痺の有無から5段階で分類します。

監修確認中:このページの内容は、医師による監修の確認前です。公開前に内容を確認します。

使う場面

くも膜下出血の患者で、来院時の重症度を評価し、治療方針や予後を考えるとき。

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重症度

運動麻痺は、片麻痺や失語などの局所神経症状を指します。

結果の解釈

1Grade I意識清明で、運動麻痺もありません。一般に、再破裂の予防のため、早期の根治術(クリッピング・コイル塞栓)を検討します。
2Grade II軽度の意識障害のみで、運動麻痺はありません。一般に、早期の根治術を検討します。
3Grade III軽度の意識障害に、運動麻痺や失語などの局所症状を伴います。一般に、早期の根治術を検討します。
4Grade IV中等度から高度の意識障害です。年齢、全身状態、画像所見などを総合して、治療方針を判断します。
5Grade V深昏睡など、極めて重症です。年齢、全身状態、画像所見などを総合して、治療方針を判断します。

使うときの注意

  • 来院時(初回の評価時)のGCSで判定します。
  • GCSの点数の区切りは、Grade II・IIIが13〜14点、Grade IVが7〜12点、Grade Vが3〜6点です。
  • 同じくも膜下出血の重症度分類として、Hunt and Hess分類(Hunt & Kosnik分類)も使われます。
  • 重症度は、治療方針の決定だけでなく、予後の見通しを患者・家族に説明するときにも参考にします。

参考文献

  1. Drake CG. Report of World Federation of Neurological Surgeons Committee on a Universal Subarachnoid Hemorrhage Grading Scale. J Neurosurg. 1988;68(6):985-986.

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