ABC/2法監修確認中
ABC/2 method(脳内血腫量の推定)
頭部CTの計測値から、脳内血腫の量(mL)を簡便に推定する方法です。
監修確認中:このページの内容は、医師による監修の確認前です。公開前に内容を確認します。
使う場面
脳内出血の患者で、頭部CTから血腫量をすばやく見積もりたいとき(ICHスコアの血腫量や、治療方針の検討に使います)。
項目を選ぶ
結果の解釈
| 10mL未満 | 少量血腫量は10mL未満です。 |
|---|---|
| 10〜30mL未満 | 中等量血腫量は10mL以上、30mL未満です。 |
| 30〜60mL未満 | 大量血腫量は30mL以上です。予後不良の目安とされ、ICHスコアでは1点に当たります。治療方針(手術適応など)は、部位・意識レベル・全身状態などから総合的に判断します。 |
| 60mL以上 | 非常に大量血腫量は60mL以上です。きわめて重症で、予後は不良となりやすい状態です。 |
使うときの注意
- 楕円形に近い血腫を想定した推定法です。形が不整な血腫や、脳室内出血を伴う場合は、実際の血腫量と差が出ます。
- 「血腫の最大径(A)」を測るスライスは、血腫の面積が最も大きいスライスです。
- 画像のワークステーションなどによる計測値がある場合は、そちらを優先します。
- 血腫量の区分は目安です。区分に応じた治療を、スコアだけで決めることはできません。
参考文献
- Kothari RU, et al. The ABCs of measuring intracerebral hemorrhage volumes. Stroke. 1996;27(8):1304-1305.