ABC/2法監修確認中

ABC/2 method(脳内血腫量の推定)

頭部CTの計測値から、脳内血腫の量(mL)を簡便に推定する方法です。

監修確認中:このページの内容は、医師による監修の確認前です。公開前に内容を確認します。

使う場面

脳内出血の患者で、頭部CTから血腫量をすばやく見積もりたいとき(ICHスコアの血腫量や、治療方針の検討に使います)。

項目を選ぶ

推定血腫量(mL)= A × B × C ÷ 2 (C = 血腫を認めたスライスの枚数 × スライス厚[cm])。このツールでは、スライス厚をmmで入力します。

血腫の面積が、最大面積の75%を超えるスライスは1枚、25〜75%は0.5枚、25%未満は0枚として数えます。

結果の解釈

10mL未満少量血腫量は10mL未満です。
10〜30mL未満中等量血腫量は10mL以上、30mL未満です。
30〜60mL未満大量血腫量は30mL以上です。予後不良の目安とされ、ICHスコアでは1点に当たります。治療方針(手術適応など)は、部位・意識レベル・全身状態などから総合的に判断します。
60mL以上非常に大量血腫量は60mL以上です。きわめて重症で、予後は不良となりやすい状態です。

使うときの注意

  • 楕円形に近い血腫を想定した推定法です。形が不整な血腫や、脳室内出血を伴う場合は、実際の血腫量と差が出ます。
  • 「血腫の最大径(A)」を測るスライスは、血腫の面積が最も大きいスライスです。
  • 画像のワークステーションなどによる計測値がある場合は、そちらを優先します。
  • 血腫量の区分は目安です。区分に応じた治療を、スコアだけで決めることはできません。

参考文献

  1. Kothari RU, et al. The ABCs of measuring intracerebral hemorrhage volumes. Stroke. 1996;27(8):1304-1305.

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