Fisher分類監修確認中

Fisher grade(くも膜下出血のCT分類)

くも膜下出血の頭部CT所見から、症候性の脳血管攣縮が起こるリスクを4段階で評価する分類です。

監修確認中:このページの内容は、医師による監修の確認前です。公開前に内容を確認します。

使う場面

くも膜下出血の患者で、初回の頭部CTの所見から、脳血管攣縮のリスクを見積もるとき。

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CT所見

出血の厚さは、脳槽やシルビウス裂などの垂直方向の厚さで評価します。

結果の解釈

1Group 1CTでは出血を認めません。症候性の脳血管攣縮のリスクは低いです。
2Group 2薄いびまん性の出血です。症候性の脳血管攣縮のリスクは低めです。
3Group 3厚い出血や局所的な血腫があり、症候性の脳血管攣縮のリスクが最も高い群です。慎重な経過観察と、予防的な管理を行います。
4Group 4脳内・脳室内の血腫を伴いますが、脳槽に厚い出血がないため、脳血管攣縮のリスクはGroup 3より低くなります。ただし、血腫そのものによる重症度は別に評価します。

使うときの注意

  • 脳血管攣縮のリスクは、Group 3で最も高く、Group 4は高くない点に注意します(Group番号の順に高くなるわけではありません)。
  • 脳血管攣縮は、発症後4〜14日頃に起こりやすく、遅発性脳虚血の原因になります。
  • Fisher分類を改良したmodified Fisher分類(0〜4)も広く使われています。
  • 初回のCTは、発症後できるだけ早く撮影したものを用います。時間が経つと出血が薄く見えることがあります。

参考文献

  1. Fisher CM, Kistler JP, Davis JM. Relation of cerebral vasospasm to subarachnoid hemorrhage visualized by computerized tomographic scanning. Neurosurgery. 1980;6(1):1-9.

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