その「少人数が魅力」は逆効果かも?
〜病院の本音と制度のリアル〜
志望動機にありがちなフレーズの一つが、
「研修医が少人数制なので、じっくり学べると感じました」
というもの。
一見、意欲的で良い動機に見えますが、実はこれ、病院側にとっては“モヤっとする”内容です。
病院は本音では「もっと採りたい」
学生からすれば、
「人数が少ない=丁寧に見てもらえる」という考え方になるのは当然です。
でも、採用側の先生たちから見れば、
「別に人数を絞ってるわけじゃないんだよ…」
というのが正直なところ。
なぜ少人数なのか? → 厚労省が決めているから
実は、病院の研修医定員は病院が勝手に決められるものではありません。
病院は厚生労働省から認定を受けたうえで、指導医の数や症例数などに応じて定員が設定されます。
都市部では「地域偏在是正」のため、さらに定員制限されることも
つまり、「研修医が少ない病院」は、そうせざるを得ない制度的背景があるのです。
病院の本音:「多ければ多いほうがいい」
実際、多くの病院では、
- 多様な研修スタイルを支えるには一定数の研修医が必要
- 当直や救急などのローテーションも、人数が多いほうが回しやすい
- 採用枠をフルに埋めたい
という“本音”があります。
「少人数だから」という志望動機は、病院が改善したいと思っている点を志望動機にしてしまっているリスクがあるのです。
まとめ
人数は病院の“魅力”ではなく“制度の結果”
- 少人数制は病院の努力ではなく“制度による制限”が大きい
- 病院側は本音ではもっと研修医を採りたいと思っている
- 「少ないのが魅力」と言うと、ズレた印象になりかねない
次回予告:第14回ー履歴書編ー 「志望動機のおすすめ構成」
ついに僕が考える「志望動機のおすすめの構成」を説明していきます。この次もサービス、サービス!