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履歴書編第12回

病院理念に“惹かれた”って、本当に?

〜美しく見えて、響かない志望動機〜

履歴書の志望動機欄で、よく目にするフレーズがあります。

「〇〇という病院理念に惹かれて、貴院を志望しました。」

一見、“就活っぽい”丁寧で意欲的な文章に見えます。

でも、これは表面的で薄い志望動機の典型例です。

その志望動機、本当に届いてる?

医学生の中には、企業就活のテンプレを参考にしている人も多く、

「病院理念に共感しました」というフレーズを入れる人がたくさんいます。

でもちょっと考えてみてください。

そもそも病院の理念って、職員が普段から意識してると思いますか?

たとえば病院の採用担当医が、その病院の理念をスラスラ言えるかというと——

正直、怪しいです。

というのも、大学医局からの人事で働いている先生が多く、

その病院に就職して働いているというより、赴任しているだけ、というケースも多々あるからです。

理念に“惹かれた風”の学生、多すぎ問題

企業の就活では定番かもしれませんが、病院のマッチングでは話が違います。

実際、こういう志望動機を見ると、

病院側の先生たちは心の中でこう思っています。

「いや、君がウチの理念知ったの、たぶん履歴書書いた日でしょ?」

そう、「理念に惹かれた」ことにしようと思ってから、調べた感が透けて見えるんです。

「理念に惹かれた」=「本音ではない」と思われる

そして何より問題なのは、

「病院理念に惹かれた」という志望動機が“本音じゃなさそう”に見えることです。

採用側の気持ちになってみてください。

「ウチの理念に惹かれたって、そんな人見たことないけど…」

「HPコピペしただけだな、これ」

こう思われてしまった時点で、その志望動機は響きません。

さらに“他の学生と丸かぶり”するリスク

この「理念に惹かれた」系の志望動機は、

他の学生も使っているパターンです。

志望動機が似通えば、当然ながら埋もれます。

せっかくのチャンスなのに、

「誰が書いても同じ」に見えてしまったら、それだけでマイナス評価です。

まとめ

理念で志望動機を作るのは、やめておこう

  • 「理念に惹かれた」は、調べて書いたのがバレやすい
  • 採用側も理念を重視していないことが多い
  • 他の学生と同じになり、個性が出ない

次回予告:第13回ー履歴書編ー 「その「少人数が魅力」は逆効果かも?」

実際によくある“ダメな志望動機”の具体例2を紹介し、

どこが問題かを丁寧に解説していきます。お楽しみに。

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