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履歴書編第11回

君かわいいね、きれいだね、じゃ付き合えない

〜履歴書の「志望動機」が、その他大勢に埋もれないために〜

マッチングの履歴書で、病院側が必ずチェックするのが「志望動機」の欄。

でも、ここに書かれている内容は、ほとんどの学生が同じような構成になっています。

よくある構成

  1. 病院の長所をいくつか列挙
  2. 「だからこの病院を志望します」で締めくくる

たとえば、こんな文章です:

「救急ではファーストタッチが研修医で、幅広い症例を経験できる点に魅力を感じました。指導医の先生方が熱心で教育体制も整っており、多職種連携を重視されている点に惹かれました。全科が揃っており、幅広く学べる環境に身を置きたいと考え、この病院を志望しました。」

一見、しっかり書けていそうに見えるこの文——

でも、倍率の高い人気病院では、こういう志望動機は埋もれてしまいます。

これは恋愛でいうと、「かわいいね、きれいだね」だけの告白

あなたが気になる相手に「付き合ってください」と伝えるとします。

そのとき、相手の長所を列挙してこう言ったらどうでしょう?

「君、かわいいよね。きれいだし、みんなからも人気あるし、最高だと思う。だから付き合ってください!」

うまくいくでしょうか?たぶん、うまくいきません。

病院も同じです。

「教育が充実していて、多職種連携が…、だから志望します」

「それ、自分のことしか考えてないやん」

と受け取られたら、せっかくの履歴書もその他大勢のひとつで終わってしまいます。

「あなたを採用したい」と思わせるには?

あなたの志望動機が、上で紹介した構成になっていないか、今一度見直してください。

この構成から抜け出すには、「自分を採用したときの病院側のメリット」を伝えることが重要です。

あなたを採用することで、その病院にどんな良い影響があるのか——

それを想像させる志望動機が、他の学生と差をつける鍵になります。

この書き方については、この後の回で詳しく深掘りしていきます。

次回予告:第12回ー履歴書編ー 「病院理念に“惹かれた”って、本当に?」

次回は、実際によくある“ダメな志望動機”の具体例を紹介し、

どこに問題があるのかを丁寧に解説していきます。お楽しみに。

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