総論
〜“顔写真しか違いがない履歴書”にしないために〜
初期研修のマッチングでは、見学や面接に加えて、「履歴書」も大事な選考資料になります。
でも、たくさんの履歴書を見ていると、病院側の本音としてこう思ってしまうことが多いんです。
「結局、顔写真しか違いがないな…」
履歴書の基本フォーマット
基本フォーマットは、どの病院でもだいたい同じです。
- 名前、住所などの個人情報
- 学歴(高校・大学など)
- 趣味・特技
- 志望動機
- 自己PR
実際に届く履歴書を見ていると、その内容が差がないことが多いんです。
志望動機
多くの医学生の履歴書には、こんな“お決まりのフレーズ”が並んでいます。
「救急ではファーストタッチが研修医で…」 「指導医の先生方が熱心で教育体制が…」 「多職種連携を重視されており…」 「全科揃っていて…」
どれも“もっともらしい志望動機”に見えます。 どの学生も、見学や説明会で聞いた“病院の長所”をそのまま箇条書きのように並べているだけなので、病院側としては「うちの紹介文か?」と思うレベルで個性がありません。
自己PR
自己PRに関しても、こんなパターンばかり
「部活のキャプテンでリーダーシップがあり…」
「私は学生時代、部活動に力を入れており、主将としてチームをまとめてきました。」 「多忙な中でも学業と両立し、粘り強く努力する姿勢を培いました。」
こういうエピソードが悪いわけではありません。でも、あまりにも同じような自己PRが多いです。
履歴書が似る理由
Googleで検索してコピペしている 先輩の受かった履歴書をそのまま真似している
というのが主な理由でしょう。
「先輩もこれで受かったし、自分もこれでいいか」と思ってしまうのも無理はありません。
まとめ
履歴書は、あなたの“紹介状”ではなく、“プレゼン資料”
履歴書は、「どこにでもいそうな優等生」をアピールする場所ではありません。
あなたという一人の人間が、どんな価値観や経験を持ち、どのように研修を受けたいのかを伝えるためのプレゼン資料です。
次回予告:第11回ー履歴書編ー 「君かわいいね、きれいだね、じゃ付き合えない」
次回は、そんな“プレゼン資料としての履歴書”において、 「受かる志望動機の書き方」をテーマに掘り下げていきます。