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履歴書編第10回

総論

〜“顔写真しか違いがない履歴書”にしないために〜

初期研修のマッチングでは、見学や面接に加えて、「履歴書」も大事な選考資料になります。

でも、たくさんの履歴書を見ていると、病院側の本音としてこう思ってしまうことが多いんです。

「結局、顔写真しか違いがないな…」

履歴書の基本フォーマット

基本フォーマットは、どの病院でもだいたい同じです。

  • 名前、住所などの個人情報
  • 学歴(高校・大学など)
  • 趣味・特技
  • 志望動機
  • 自己PR

実際に届く履歴書を見ていると、その内容が差がないことが多いんです。

志望動機

多くの医学生の履歴書には、こんな“お決まりのフレーズ”が並んでいます。

「救急ではファーストタッチが研修医で…」 「指導医の先生方が熱心で教育体制が…」 「多職種連携を重視されており…」 「全科揃っていて…」

どれも“もっともらしい志望動機”に見えます。 どの学生も、見学や説明会で聞いた“病院の長所”をそのまま箇条書きのように並べているだけなので、病院側としては「うちの紹介文か?」と思うレベルで個性がありません。

自己PR

自己PRに関しても、こんなパターンばかり

「部活のキャプテンでリーダーシップがあり…」

「私は学生時代、部活動に力を入れており、主将としてチームをまとめてきました。」 「多忙な中でも学業と両立し、粘り強く努力する姿勢を培いました。」

こういうエピソードが悪いわけではありません。でも、あまりにも同じような自己PRが多いです。

履歴書が似る理由

Googleで検索してコピペしている 先輩の受かった履歴書をそのまま真似している

というのが主な理由でしょう。

「先輩もこれで受かったし、自分もこれでいいか」と思ってしまうのも無理はありません。

まとめ

履歴書は、あなたの“紹介状”ではなく、“プレゼン資料”

履歴書は、「どこにでもいそうな優等生」をアピールする場所ではありません。

あなたという一人の人間が、どんな価値観や経験を持ち、どのように研修を受けたいのかを伝えるためのプレゼン資料です。

次回予告:第11回ー履歴書編ー 「君かわいいね、きれいだね、じゃ付き合えない」

次回は、そんな“プレゼン資料としての履歴書”において、 「受かる志望動機の書き方」をテーマに掘り下げていきます。

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