なぜ自信家タイプはアンマッチしやすいのか?
〜「受かるつもりだった」が一番危ない〜
「ここには受かるはず」
「この病院は絶対大丈夫だと思ってた」
――そんな言葉を残してアンマッチしていくのは、いわゆる“自信家タイプ”の学生です。
実際に、毎年このタイプのアンマッチ例を多く見かけます。
自信がある=出願数が少ない
自信家タイプの特徴は、「自分は受かる」と思い込んでいるがゆえに、出願先を絞ってしまうことです。
たとえば、
- 「市中病院3つ受けとけば大丈夫」
- 「この市中病院は顔も効いてるし問題ない」
と高を括ってしまい、安全策を打たない。
そしてふたを開けてみると、アンマッチ――というパターンです
「滑り止め」のつもりが、滑り止まらない
自信家タイプは、仮に複数出願していたとしても、すべて倍率の高い病院ばかりということも珍しくありません。
本人の中では「本命・対抗・滑り止め」と分けているつもりでも――
その「滑り止め」が実際には超人気病院だったりするのです。
本当の滑り止めとは、
「出せば確実に受かる」「アンマッチ回避に徹する」ための出願先であるべきです。
滑り止めのつもりが滑り止まってくれず、そのまま落ちてしまう。
このパターン、本当に多いです。
たすき掛けは「滑り止め」ちゃうぞ
近年、阪大病院のたすき掛けは「滑り止め」になりません。阪大病院のたすき掛けには大阪の超人気病院が多数たすき掛かっているので、たすき掛けを第一志望にする方も多く、もはや滑り止めにもならない人気っぷりです。
アンマッチしたら受けるくせに1次では受けない
たすき掛けは一度の試験で阪大2年コースもマッチング希望出せます。たすき掛けをマッチング希望したのに阪大病院2年コースは希望として出さないという人も多くいて、たすき掛けで滑り止まらずアンマッチというパターンもありました。挙句の果てにアンマッチして2次募集で阪大2年コースを受けるという、本末転倒なことをしている方もいました。
自信は武器。でもリスク管理はもっと大事。
自信を持つこと自体は悪いことではありません。
でも、アンマッチするとさらに競争はきつくなるので、「万が一」のための備えが必要です。
- 本命だけでなく、安全圏も出しているか?
- その「滑り止め」は本当に安全なのか?
- 出せる制度(2年コースなど)はすべて使っているか?
「自分は受かるから大丈夫」と思っている人こそ、慎重に戦略を立てるべきです。
まとめ
- 自信家タイプは出願数が少なく、戦略も偏りがち
- 阪大でたすき掛けしか出さず、2年コースを出さない人は要注意
- 「滑り止め」が本当に滑り止まってくれるかを冷静に見極めるべき
- 自信はあっていいが、「備え」こそがアンマッチを防ぐカギ
次回予告:第8回ー基礎編ー 「なぜ留年・国試浪人経験のある学生はアンマッチしやすいのか?」
アンマッチの原因その⑤
「留年・国家試験浪人経験のある学生はなぜ不利なのか?」
留年歴と国試落ちはどこまで評価に影響するのか?「それでも実力があれば大丈夫」と思っていませんか?制度と評価のリアルをお伝えします。