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基礎編第6回

なぜ志望科以外に興味がない人はアンマッチしやすいのか?

〜マッチングは“協調性”を試される場〜

「自分は整形外科しか興味がないので、それ以外は正直どうでもいい」

そんな態度をとってしまう学生は、マッチングで不利になることが多いです。

なぜか?

それは、マッチングの選考が“専門性”よりも“人間関係の幅”を重視しているからです。

他科の先生が“あなたを採点”しています

マッチング試験の評価は、整形外科の先生だけが行うわけではありません。

あなたが回る内科、救急、小児科、麻酔科など、さまざまな診療科の医師たちが採点者になる可能性があります。

そのとき、あなたが無愛想だったり、明らかに興味なさそうな態度をとっていたら――

整形外科での印象がよかったとしても、全体の印象がガクッと下がることになります。

何も考えずに「整形外科しか興味ない」と平気で言っている学生に、他科の医者が高得点をつけるはずがないじゃないですか。

実際に、

「整形の先生には評判良かったけど、他科からの評価が低すぎて落ちた」

というケースは、少なくありません。

マッチングで見られているのは、「一緒に働けるかどうか」

マッチングは、「何科に進みたいか」ではなく、

「この人と一緒に働きたいか」が問われる試験です。

つまり、どれだけ整形外科に情熱があっても、

他科に無関心・無礼な態度をとれば、

「協調性がない」「視野が狭い」「患者を全体で診る意識が弱い」と評価されてしまう可能性が高くなります。

興味がなくても“関心を示す姿勢”が大事

全ての診療科に興味を持て、というのは無理な話です。

でも、マッチングでは、“リスペクトのある態度”や“空気の読み方”が人間性として見られています。

たとえば、次のようなポイントです:

  • 志望科以外の先生にもあいさつや返事が丁寧か
  • 実習では志望科でなくても少しでも質問やリアクションをするか
  • 志望科以外でもの表情や立ち振る舞いが前向きか

これらはすべて、

「この人はチーム医療の中でやっていけそうか?」という視点で見られています。

まとめ

  • マッチングでは“協調性”と“幅”が問われている
  • 「整形外科しか興味ない」と言う学生に、他科の医者は高得点をつけない
  • 「この人と一緒に働きたいか」が問われている
  • 少なくとも「関心を示す姿勢」がないと、アンマッチのリスクは上がる

次回予告:第7回ー基礎編ー 「なぜ自信家タイプはアンマッチしやすいのか?」

アンマッチの原因その④、

「自信家タイプはなぜ落ちるのか?」を詳しく説明していきます。

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