君かわいいね、きれいだね、じゃ付き合えない (2)
〜履歴書の「志望動機」が、その他大勢に埋もれないために〜
マッチングの履歴書で、病院側が必ずチェックするのが「志望動機」の欄。
でも、ここに書かれている内容は、ほとんどの学生が同じような構成になっています。
よくある構成
- 病院の長所をいくつか列挙
- 「だからこの病院を志望します」で締めくくる
たとえば、こんな文章です:
「救急ではファーストタッチが研修医で、幅広い症例を経験できる点に魅力を感じました。指導医の先生方が熱心で教育体制も整っており、多職種連携を重視されている点に惹かれました。全科が揃っており、幅広く学べる環境に身を置きたいと考え、この病院を志望しました。」
一見、しっかり書けていそうに見えるこの文――
でも、倍率の高い人気病院では、こういう志望動機は埋もれてしまいます。
これは恋愛でいうと、「かわいいね、きれいだね」だけの告白
あなたが気になる相手に「付き合ってください」と伝えるとします。
そのとき、相手の長所を列挙してこう言ったらどうでしょう?
「君、かわいいよね。きれいだし、みんなからも人気あるし、最高だと思う。だから付き合ってください!」
うまくいくでしょうか?たぶん、うまくいきません。
病院も同じです。
「教育が充実していて、多職種連携が…、だから志望します」
「それ、自分のことしか考えてないやん」
と受け取られたら、せっかくの履歴書もその他大勢のひとつで終わってしまいます。
「あなたを採用したい」と思わせるには?
あなたの志望動機が、上で紹介した構成になっていないか、今一度見直してください。
この構成から抜け出すには、「自分を採用したときの病院側のメリット」を伝えることが重要です。
あなたを採用することで、その病院にどんな良い影響があるのか――
それを想像させる志望動機が、他の学生と差をつける鍵になります。
この書き方については、この後の回で詳しく深掘りしていきます。