医療従事者向け情報提供

脊椎術後疼痛に、
新しい選択肢を。

脊髄刺激療法(SCS)は、局所麻酔で行える低侵襲な神経調整療法です。
若手脊椎外科医のあなたの武器になる、保険適用の治療法です。

Background

「脊椎手術は成功したのに、
痛みが取れない」

術後疼痛症候群(FBSS)は、脊椎外科医が日々直面する難題のひとつです。
鎮痛薬でコントロールできない慢性疼痛患者への対応に、悩んでいませんか?

20–30%
脊椎術後に持続する疼痛
腰椎手術を受けた患者の一定割合が、術後も慢性疼痛を訴えるとされています。
FBSS
Failed Back Surgery Syndrome
脊椎術後疼痛症候群は難治性であり、従来の薬物療法では不十分なケースが多く見られます。

患者の痛みに向き合い続ける脊椎外科医こそ、SCSを選択肢として持つべき時代が来ています。
低侵襲・可逆性・保険適用という「始めやすさ」が揃った今、一歩を踏み出しませんか。

What is SCS

脊髄刺激療法(SCS)とは

脊髄刺激療法(Spinal Cord Stimulation: SCS)は、脊髄後索に微弱な電気刺激を与えることで疼痛信号を遮断する神経調整療法です。

薬物療法では対処できない難治性疼痛に対して、世界的に広く用いられており、日本でも保険適用が認められています。

1
トライアル期間(体外刺激) 局所麻酔下で電極(リード)を硬膜外腔に留置し、外部刺激装置で効果を確認します。
2
本植え込み 効果が確認できた場合、植え込み型パルス発生器(IPG)を皮下に埋植します。
3
効果不十分な場合は抜去可能 可逆的な治療のため、患者・術者ともに安心して導入できます。
IPG 電気 刺激
脊髄後索に電気刺激を送り、疼痛シグナルを遮断
※ 図はイメージです
Why SCS

SCSを始める、3つの理由

01 / Minimally Invasive

低侵襲

全身麻酔不要。局所麻酔で実施できるため、患者への身体的負担が少なく、外来または短期入院での施術が可能です。

局所麻酔
02 / Reversible

可逆性

効果不十分であれば抜去可能。本植え込み前にトライアルで効果確認できるため、患者も術者も安心して試せます。

抜去可能
03 / Covered by Insurance

術後疼痛への有効性

FBSS(脊椎術後疼痛症候群)は保険適用症例。エビデンスに基づく治療として、最大51,930点の保険点数が見込めます。

保険適用
Indications

適応症例

どんな患者さんにすすめられるか

脊椎術後疼痛症候群(FBSS)
腰椎手術後も持続する下肢痛・腰痛。術後疼痛のファーストチョイスとして考慮。
複合性局所疼痛症候群(CRPS)
四肢の難治性疼痛に対して、神経調整による疼痛軽減効果が期待されます。
難治性狭心症
胸痛コントロールへの応用として、冠動脈疾患に伴う難治性疼痛に適用可能。
末梢動脈疾患による虚血性疼痛
血流改善・疼痛緩和効果が報告されており、下肢保存の観点からも注目されています。
※ 適応は製品添付文書および最新のガイドラインに従うこと。本情報は医療従事者向けの参考情報です。
Facility Requirements

施設基準・保険点数

ハードルは、あなたが思うより低い

標榜科
  • 整形外科
  • 脳神経外科
  • 麻酔科
  • いずれかの標榜があれば対象
常勤医師要件
  • 上記標榜科の常勤医師 1名以上
  • 複数名必須ではありません
本植え込み時の保険点数
51,930
診療報酬体系に組み込まれた、安定した収益性。
施設認定取得後すぐに算定可能です。

施設基準のハードルは高くない。あとは一歩踏み出すだけです。

Next Step

SCSを始めるための、最初の一歩を

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Voices from Pioneers

先駆者の声

すでに多くの脊椎外科医がSCSを実践しています

固定でも除圧でもない、新たな選択肢を必要とする患者さんは確実に存在します。治療戦略の選択肢として、かなり有効な手技だと言えます。

大友 望 先生
世田谷人工関節・脊椎クリニック

慢性疼痛は患者さんQOLに大きく関係します。今後、脊椎外科医がこの分野に対して介入することが求められていると思います。

松山 大輔 先生
秦野赤十字病院

ご高齢の患者さんで全身麻酔はできないけれど慢性疼痛が辛い方など、マッチするのではないかと考えています。

小野 直登 先生
枚方公済病院
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